自動車免許を取得しようと考えた時、まず思い浮かべるのが、自動車教習所への通学ではないでしょうか。ただ、気になるのが、どんな自動車教習所に通えばよいのかということだと思います。気になる自動車教習所はあるけど、なにを基準に入校するか判断が付きにくいと思います。ここでは、そんな自動車教習所を選ぶポイントを紹介していきたいと思います。
・3つのポイント
通学しやすい

通学しやすいのは、当たり前って思うかもしれませんが、はじめての自動車の免許取得の場合だと、まず、自動車教習所へ行くまでの交通手段が限られているということです。特に自動車教習所の技能教習は、前回からの教習から日数が経過してしまうと、運転感覚がにぶってしまうこともあるため、通いやすい教習所で計画的に教習をこなしていったほうがスムーズに卒業しやすいといえます。あまりにも遠すぎる場所の自動車教習所を選んでしまうと、通うこと自体が負担になるため、なるべく生活圏内で通いやすい自動車教習所をオススメします。またマイクロバスなどで送迎をおこなっている自動車学校もあるので入校前に窓口で確認するとよいでしょう。
指定自動車教習所なのか届出自動車教習所なのか

自動車教習所には、2種類あり、指定指導者教習所と届出自動車教習所があります。なにがちがうのかというと、運転免許センターでの試験が学科試験のみになるのかならないかの違いがあります。免許センターで普通運転免許を取得する際、技能試験と学科試験の両方を合格する必要があります。指定自動車教習所を卒業すると、運転免許センターでの技能試験が免除となり、学科試験のみとなりますが、届出自動車教習所の場合だと運転免許センターでは、技能試験と学科試験の両方を合格する必要があります。届出自動車教習所は教習の値段が安い分、運転免許センターでの技能試験免除などをうけることができません。運転に自信がある方でも運転免許センターでの技能試験は非常に難しく、もともと免許をもっていたが、道路交通法違反やうっかりなどで失効してしまった方がうけるような試験のため、はじめて免許を取得するという方には非常にハードルが高いのが現状です。現状では違反やうっかり失効などで受験している方を含めても、おおむね2%の合格率となっているため、オススメしません。100人受験して2人合格できれば良いという難しさなので、指定自動車教習所を卒業し、「卒業証明書」を取得して、運転免許センターでは学科試験のみ受験するほうが近道と言えます。
指導員が担当制なのか指名制なのか

自動車教習所を選ぶ際に1番気になるのが、指導員(教官)がどんな人かではないでしょうか。なるべく楽しく運転免許を取得できれば言うことがないのですが、指導員(教官)も人である以上、性格が合う合わないがあると思います。そんな時に指導員が担当制なのか、指名制なのかで教習の受けやすさが変わってきます。担当制であっても、窓口で相談するなどして、担当指導員が交代することもありますが、もともと指名制の場合だと自分自身と指導員の相性が合わない時など交代しやすいので指導員が合うのか合わないのかを気にする必要がありません。ただ、指導員も教習ごとの修了科目を修了しないと補習をつけなければならないので、なるべく補習にならないようにするあまり、感情的になる一面もあるのではないかと思います。また、自動車教習所に通う際、あくまでも教習を受ける立場であり、指導される側であることも忘れてはいけません。
・どこの指定教習所でも差のないこと
教習車・教習コース
普通自動車の教習で使用する車は、普通自動車であり、また教習を行うコースも教習所が公安委員会から指定を受ける際に基準として決まっていて、クランク路やS字路といったコースが欠けてないということはありません。そのため、教習車や教習コースに大きく差はありません。差があるとすれば、教習車の場合だと、MT車(マニュアル車)の場合、クラッチの固さや、動力とつながる感覚が微妙に違うことがあり、全ての車のクラッチの感覚が同じかといえば、そうではありません。また教習コースは場内だと差はほとんどありませんが、路上教習の場合だと、他車の混み具合は地域によって差があるのかもしれません。地方よりも都市部のほうが車は断然、混んでいます。車の混み具合が怖いからという理由で都市部を避けるのも1つの方法ではあるものの、結局のところ普段、自動車を乗る場所が都市部であった場合は慣れる意味でも普段、車を乗る場所の近くの教習所へ入校したほうがいいのかもしれません。
教習内容と教習時限数
教習内容と教習時限数は全国で統一されており、普通自動車技能教習の第1段階は、MT車(マニュアル車)の場合は15時限、AT車(オートマチック車)の場合は12時限となっており、第2段階は、ともに19時限となっていて差はありません。また、教習内容も同じく統一されており、クランク路、S字路、坂道や踏切を教習内容として行わないことはありません。ただ、自動車教習所に通っていると、たまに人によって教習時限が違うと思ってしまうこともあるのではないかと思いますが、これは取得している免許の違いであり、自動二輪などを取得していた場合などは、普通自動車の免許を取得する際は2時限ほど短縮されます。